Web攻撃の阻止や認証統合が可能なアプライアンス、日本IBMが発表

日本IBMはSSOの提供やWebサイトに対する攻撃を防御する機能を備えたセキュリティアプライアンスを発売する。

» 2012年11月16日 14時50分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは11月16日、セキュリティアプライアンスの新製品「IBM Security Web Gateway AMP 5100 V7.0」を発表した。販売価格は756万円(税別)で、12月14日に発売する。

 新製品は、認証情報の統合やシングルサインオン機能の提供と、Webサイトに対するサイバー攻撃を防御する機能を備える。認証統合ではユーザーが保有するオンラインサービスの複数のIDとパスワードをアプライアンスで一元的に管理。一組のIDとパスワードで複数のWebアプリケーションにログインできるようなる。

 一方、Webサイトへのサイバー攻撃対策ではクロスサイトスクリプティングやSQLインジェクション、クロスサイトリクエストフォージェリをいったWebサイトの脆弱性を悪用する攻撃、またPHPなどで作成されたWebアプリケーションの脆弱性を悪用する攻撃からシステムを保護する。同社のセキュリティ機関「X-FORCE」で分析した最新の脅威情報に基づく対策機能を、自動または手動で導入できるようにもなっている。

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