次期・政府統計共同システムの基盤にExadataなどを採用

統計センターは来年1月に稼働を予定する新たな政府統計共同システムの基盤を刷新した。

» 2012年12月25日 11時59分 公開
[ITmedia]

 独立行政法人統計センターは、次期「政府統計共同利用システム」の新しいIT基盤としてデータベースマシン「Oracle Exadata」などを採用した。日本オラクルが12月25日に発表した。

 政府統計共同利用システムとは、各府省が個別に整備してきた統計に関係するデータベースや調査システムなどの情報システムを集約することで、企業や国民がさまざまな統計情報をキーワード検索などで簡単に探し出したり、都道府県や市区町村の人口分布などの情報を地図上で閲覧できるというもの。2013年1月に稼働を予定する次期システムでは、個人情報や企業情報など機密性の高い情報を取り扱うことによるセキュリティの強化や、災害などの事態に備えた事業継続対策などが求められていた。

 そうした中、統計センターは、Exadataのほか、データベースのファイアウォール製品「Oracle Database Firewall」、データ保護ソフトウェア製品「Oracle Active Data Guard」、IT基盤全体を管理する「Oracle Enterprise Manager」などを採用し、新たなシステム基盤を構築する。

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