Microsoft、SkyDriveを更新 ドラッグ&ドロップや共有状態確認機能を追加

Microsoftのクラウドストレージサービス「SkyDrive」で、デスクトップからのドラッグ&ドロップでのファイルアップロードが可能になった。また、共有しているファイルを誰とどんな方法で共有しているかを簡単に確認できるようになった。

» 2013年01月09日 10時59分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは1月8日(現地時間)、クラウドストレージサービス「SkyDrive」をアップデートしたと発表した。ファイルの共有状態の確認が簡単にできるようになり、ドラッグ&ドロップでのファイルのアップロード、SkyDrive上でのファイルの移動が可能になった。また、タッチ対応端末では、タップでのファイル選択、左右のスワイプでの複数ファイルの選択に対応した。

共有状態の確認

 SkyDriveでは、ドライブ内のファイルやフォルダをメールやFacebook、Twitter、LinkedInなどで非SkyDriveユーザーとも共有できる。今回のアップデートで、ファイルを誰と、どんな手段で共有しているかを確認できるようになった。この確認画面で、共有相手ごとに編集権限を変更したり、共有を中止することもできる。

 skydrive 1 ファイルを共有する相手の一覧が左枠に表示され、そこで相手を選択するとメイン画面で共有設定を編集できる

 共有状態を表示するには、確認したいファイルを選択し、ツールバーの「共有」をクリックする。

ドラッグ&ドロップでのファイル移動

 PCのデスクトップにあるファイルやフォルダを、Webブラウザで開いたSkyDrive上にドラッグ&ドロップでアップロードできるようになった。また、SkyDrive内でも、ドラッグ&ドロップでフォルダへの移動ができる。

 skydrive 2 テキストファイル(today.txt)を「ドキュメント」フォルダにドラッグ&ドロップ

 SkyDriveは、Microsoftアカウント(旧Windows Liveアカウント)ユーザーが無料で利用できるクラウドストレージサービス。Windows 8ではタイルインタフェースでシームレスに利用できる。Windows Phoneはもちろん、iOSとAndroidアプリも提供している。

 競合するストレージサービスのGoogle DriveやDropboxには、既にドラッグ&ドロップでのファイルアップロード機能が備わっている。Dropboxは1月7日にWindows 8/RT向けアプリをリリースした。

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