シスコ、SDN導入にも対応したネットワーク製品群を発表

有線や無線のネットワークの統合運用する「ユニファイド アクセス」のソリューションを強化する。

» 2013年02月12日 13時18分 公開
[ITmedia]

 シスコシステムズは2月12日、ネットワークコントローラ新製品の「Cisco Catalyst 3850 Unified Accessスイッチ」や最新版ソフトウェアなど4製品を発表した。有線や無線のネットワークの統合運用を可能にする「ユニファイド アクセス」のソリューションを強化している。

 発表したのはCatalyst 3850のほか、無線LANコントローラの「Cisco 5760 Wireless LAN Controller」とソフトウェアの「Cisco Identity Services Engine 1.2」「Cisco Prime Infrastructure 2.0」。

 Catalyst 3850は、統合型の有線および無線LANのコントローラ機能を搭載。また、「Unified Access Data Plane ASIC」というプログラミングが可能なデータプレーンを持つハードウェアを採用しており、SDN(Software Defined Networking)のサービスを導入できるようにしている。Cisco 5760でもCisco UADP ASICを採用しているほか、60Gbpsの通信処理能力と階層型のQoS機能を持つ。

 アクセス制御/認証のIdentity Services Engine 1.2ではGoodやAirwatchなどのモバイルデバイス管理(MDM)製品と連携できるようになり、モバイルデバイス管理を一元的に行える。ネットワーク管理のPrime Infrastructure 2.0は、Catalyst 3850やCisco 5760をサポートした。

 Catalyst 3850とCisco 5760は販売を開始しており、ソフトウェア2製品は2013年上半期の発売を予定する。

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