ASUS、Android搭載の7インチ「Fonepad」と“合体端末”「PadFone Infinity」を発表

スマートフォンとタブレットを合体させる端末「PadFone」を販売するASUSが、今度はタブレットサイズで通話もできる「Fonepad」を発表した。

» 2013年02月26日 10時11分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 台湾ASUSTeK Computerは2月25日(現地時間)、スペインのバルセロナで開催のMobile World Congress(MWC) 2013において、7インチで通話もできるモバイル端末「Fonepad」と、5インチのスマートフォンと10.1インチのタブレットを合体させる端末「PadFone Infinity」を発表した。

 Fonepadは、7インチというタブレットサイズの端末に通話を含むスマートフォンの機能を搭載した端末。韓国Samsung Electronicsも24日に、8インチで通話可能なタブレット「GALAXY Note 8.0」を発表している。

 通話は、ノイズキャンセル機能付き内蔵マイクか、Bluetoothヘッドセット(別売)で行う。ネットワークはWCDMA、GSM/EDGE、HSPA+をサポートし、ASUSは「1回線契約で通話もタブレットとしての利用もできるので経済的」としている。

 fonepad

 主なスペックは以下の通り。

機種名 Fonepad
OS Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean)
CPU Intel Atom Z2420(1.2GHz)
サイズ 196.4×120.1×10.4ミリ
重さ 340グラム
バッテリー容量 4270mAh
メインカメラ 120万画素
インカメラ 300万画素
RAM 1Gバイト
ストレージ 8/16Gバイト
外部メモリ microSD(最大32Gバイト)
ディスプレイ 7インチ(1280×800)
ネットワーク WCDMA、GSM/EDGE、HSPA+、Wi-Fi、Bluetooth
本体カラー シャンパンゴールドとチタニウムグレイの2色

 発売は3月で、希望小売価格は219ユーロ(約2万6000円)から。日本で発売するかどうかは不明だ。

 PadFone Infinityは、同社の合体型端末の3代目。スマートフォンのディスプレイサイズが従来の4.7インチから5インチに大きくなった。

 padfone 1 一見普通のタブレットの背面にスマートフォンを差し込んで使う

 4月に台湾で、第2四半期中にその他の地域で発売する(日本で発売するかどうかは不明)。希望小売価格は999ユーロ(約12万円)。

 padfone 2

 主なスペックは以下の通り。

機種名 ASUS Padfone Infinity
OS Android 4.1(コードネーム:Jelly Bean)
CPU Qualcomm Snapdragon 600(1.7GHzクアッドコア)
サイズ 143.5×72.8×6.3〜8.9ミリ
重さ 141グラム
バッテリー容量 2400mAh
メインカメラ 1300万画素
インカメラ 200万画素
RAM 2Gバイト
ストレージ 32/64Gバイト
外部メモリ microSDXC(最大64Gバイト)
ディスプレイ 5インチ(1920×1080、441ppi)
ネットワーク GSM、HSDPA+、WCDMA、EDGE、LTE、Wi-Fi、Bluetooth
本体カラー シャンパンゴールド、チタニウムグレイ、ホットピンク
ドックのサイズ 264.6×181.6×10.7ミリ
ドックの重さ 530グラム
ドックのディスプレイ 10.1インチ(1920×1200、244ppi)
ドックのインカメラ 100万画素
ドックのバッテリー 5000mAh
ドックのカラー チタニウムグレイ

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