キヤノンMJ、IT活用支援サービス「HOME」を拡充 紙文書のクラウド化を支援

キヤノン製複合機などと連携するクラウドストレージ機能を備えた「HOME type-S」を4月上旬から提供する。

» 2013年02月28日 19時39分 公開
[ITmedia]

 キヤノンマーケティングジャパン(キヤノンMJ)は2月28日、中小オフィス向けIT活用支援サービス「HOME」のメニューを拡充すると発表した。4月上旬から、キヤノン製複合機などと連携するクラウドストレージ機能を備えた「HOME type-S」を提供する。

photo HOMEのサービス概要

 HOMEは、ネットワークセキュリティやグループウェア、ネットワーク経由でのIT運用サポートなどを複合的に提供するクラウドサービス。HOME type-Sでは、キヤノンのオフィス用複合機「imageRUNNER ADVANCE」やドキュメント管理ソフト「imageWARE Desktop」「MEAP ADVANCE」と連携するクラウドストレージ機能「HOME-BOX2」を新たに提供する。

 同機能で、imageRUNNER ADVANCEでスキャンした紙文書やFAX文書などを電子化してクラウド上に保存するといったことが可能になる。保存したデータはスマートデバイスなどから閲覧、編集でき、オフィスにとらわれないワークスタイルを支援するという。

photo クラウドストレージ概要図

 このほか、クラウド型の資産管理機能「HOME-MANAGER」を追加する。同機能では社内ネットワークに接続されたPCやルータ、複合機などの使用状況を管理できるほか、スマートデバイス(iOS、Android)の利用制限も行える。

 HOME type-Sの価格は月額2000円から。初期費用で5000円が別途かかる(いずれも税別)。

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