BYOD利用で企業アプリのみを管理できる新サービス、F5が提供

私物端末にインストールされた業務用アプリだけを管理したり保護したりできるサービスを発表した。

» 2013年03月14日 12時08分 公開
[ITmedia]

 F5ネットワークスジャパンは3月14日、個人所有のモバイル端末を業務利用する「BYOD」に対応したモバイルアプリ管理サービス「F5 Mobile App Manager」を6月から提供すると発表した。

 F5 Mobile App Managerでは個人所有の端末にインストールされた業務アプリと、業務アプリから社内ネットワークへのアクセスを管理する。端末全体を管理する「MDM(モバイルデバイス管理)」とは異なり、端末内の個人的なアプリやデータなどは管理しないため、利用シーンに応じた管理が可能になるという。

 従業員などのユーザーは個人所有の端末に、「F5 Mobile App Manager」アプリをインストールして利用。このアプリには、セキュアブラウザやメールクライアント、企業内アプリストアからの業務アプリをダウンロードする機能がある。ユーザーはこのアプリを業務に利用し、企業側もこのアプリを管理する仕組みとなる。

 対応OSはiOSとAndroid。なお、利用価格は未定となっている。

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