日本オラクル、「SPARC」サーバの新製品群を発売

新プロセッサを搭載した「SPARC T5」サーバ4機種と「SPARC M5」サーバ1機種を発表した。

» 2013年04月17日 07時30分 公開
[ITmedia]

 日本オラクルは4月16日、「SPARC」サーバの新製品となる「SPARC T5」サーバ4機種と「SPARC M5」サーバ1機種を発表した。同日から提供を開始している。

 SPARC T5サーバでは16コアを搭載して最大128スレッドを同時並列に実行できる新プロセッサを搭載。クロック周波数は3.6GHzで、16コア共有L3キャッシュを8Mバイト搭載する。既存の「SPARC T4」プロセッサと比較して、プロセッサコア数で2倍、クロック周波数で1.2倍に向上している。

 SPARC M5サーバは、大規模コンピューティング環境向けのモデル。クロック周波数が3.6GHzの6コアの「SPARC M5」プロセッサを最大32個、6コア共有L3キャッシュを48Mバイト搭載する。プロセッサあたり最大48スレッドを同時並列に処理でき、システムあたりでは最大1536スレッドまで拡張できるという。前モデルの「SPARC M9000」サーバと比較して、処理速度が最大10倍に向上し、メインフレーム並みの優れたハードウェアドメイン設定やRAS機能を提供する。

 また、新サーバ上で同社のデータベースやアプリケーションサーバソフトウェアを最適に動作させるための実証済みのソリューション「Oracle Optimized Solutions」の提供も併せて発表した。

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