サントリー、グループ内の業務用Android端末にセキュリティ対策ソフトを導入導入事例

トレンドマイクロのモバイルデバイス向けセキュリティ対策ソフト「Trend Micro Mobile Security アドバンス」を標準採用した。グループ全体でモバイルデバイスの戦略的活用を推進する。

» 2013年04月23日 17時02分 公開
[ITmedia]

 サントリーがグループ内の業務用Android端末のセキュリティ対策に、トレンドマイクロのモバイルデバイス向けセキュリティ対策ソフトウェア製品「Trend Micro Mobile Security アドバンス」を標準採用した。トレンドマイクロが4月23日、発表した。

 サントリーグループでは、「時間と場所に縛られない業務環境」の実現を目指し、営業担当者など従業員向けにAndroid OSを搭載したスマートフォンやタブレット端末などのモバイルデバイスを導入、自社で専用の業務アプリを開発し、ビジネス活用を推進している。しかし、不正アプリの感染リスクや、従業員のアプリケーション利用制御などデバイス管理の懸念から、モバイルデバイスの導入に踏み切れないグループ会社もあったという。グループ全体でモバイルデバイスの戦略的活用を推進するために、モバイルデバイスのセキュリティ対策が必要となっていた。

 そこで、サントリーグループのITインフラの整備・導入支援などを行うサントリービジネスエキスパートが、モバイルデバイスの安全性向上を目的に、グループ会社が保有するAndroid OS搭載のモバイルデバイス約4300台のセキュリティ対策としてTrend Micro Mobile Security アドバンスを標準採用することを決定した。採用にあたって、Trend Micro Mobile Security アドバンスの不正アプリ対策・不正なWeb対策といったセキュリティ機能と、未許可アプリの実行を防ぐアプリケーション管理などMDM機能を一つの製品で実現できる点が高く評価されたとしている。

 サントリーでは、今後各グループ会社のモバイルデバイスの利用規模や要望などを踏まえつつ、順次Trend Micro Mobile Security アドバンスの適用を拡大していく予定だ。将来的にはTrend Micro Mobile Security アドバンスのインストールを条件に、BYODの導入も検討していくという。

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