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» 2013年07月01日 15時31分 UPDATE

Nokia、Nokia Siemensの完全子会社化を発表

スマートフォン市場で苦戦するNokiaが、最近黒字化したSiemensとのネットワーク合弁会社Nokia Siemens Networksの株式を約22億ドルでSiemensから買い取り、完全子会社化する。

[佐藤由紀子,ITmedia]

 フィンランドNokiaは7月1日(現地時間)、独Siemensとの合弁通信機器会社Nokia Siemens NetworksのSiemensの持株をすべて買い取り、完全子会社化することで合意に達したと発表した。買収総額は17億ユーロ(約22億ドル)で、取引は第3四半期(7〜9月)中に完了する見込み。

 Nokia Siemens Networksは、2006年6月にNokiaのネットワーク事業部門とSiemensの固定・携帯ネットワーク関連事業を統合して立ち上げられた。出資比率は50:50。同社は赤字が続いていたが、数回にわたるリストラなどにより、2012年第3四半期から黒字化している。2013年第1四半期(2〜4月)の営業利益は前年同期比101%増の1000万ユーロ(約1300万ドル)だった。

 一方、Nokiaの第1四半期(1〜3月)決算は、1億9600万ドル(1株当たり0.03ドル)の赤字だった。

 Nokiaのスティーブン・エロップCEOは発表文で「Nokia Siemens NetworksはLTEで主導的立場を確立しており、魅力的な成長機会を持っている。Nokiaは同社の成長を嬉しく思っており、引き続き同社の取り組みを支援していくことを楽しみにしている」と語った。

 Nokia Siemens Networksは独立した子会社として存続し、経営陣の変更もない見込み。

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