独SAPのスナーベ共同CEO、来年5月で現職を退任

2014年5月の株主総会終了後、SAPは共同CEO体制からビル・マクダーモット氏の単独CEO体制に移行する。

» 2013年07月23日 11時24分 公開
[ITmedia]
共同CEOのジム・スナーベ氏(右)とビル・マクダーモット氏。2013年5月に行われた「SAPPHIRE NOW Orlando 2013」にて 共同CEOのジム・スナーベ氏(右)とビル・マクダーモット氏。2013年5月に行われた「SAPPHIRE NOW Orlando 2013」にて

 独SAPは7月21日(現地時間)、ジム・スナーベ共同CEOが2014年5月に現職を退任し、SAPスーパーバイザリーボードの一員に加わることを発表した。以降はビル・マクダーモット共同CEOが単独でCEOを務めることになる。

 同社のスーパーバイザリーボードは、来年5月に開催される年次株主総会においてスナーベ氏をメンバーとして選出する提案に合意。スナーベ氏は株主総会の終了をもって共同CEOを退く。理由について、スナーベ氏は「SAPに20年以上勤務した今、自分のキャリアを次の段階に移し、家族の近くにいようと決心した」とコメントしている。

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