日本IBM、SaaS型コミュニケーション基盤を機能拡張

日本IBMは、SaaS型サービスの「IBM SmarterCloud for Social Business」の機能拡張を発表した。

» 2013年07月29日 16時45分 公開
[ITmedia]

 日本IBMは7月29日、SaaS型のコラボレーションサービス「IBM SmarterCloud for Social Business」の機能拡張を発表した。利用する端末の違いによる情報へのアクセス性の違いを改良し、より円滑な情報共有を可能にするための拡張機能を実装した。

 同サービスは、メールやカレンダー共有などの基本機能に加え、ファイル共有やWeb会議などのコラボレーションサービス、フォーラムやブックマークなどのソーシャルネットワーク・サービスを融合して提供するもの。ネットワーク接続環境とWebブラウザがあればどこからでもすぐに利用でき、サービスメニューの中から必要な機能を選んで利用できる。また、メンバー間でのアクティビティ管理や無償のゲストユーザーの追加などのIBMの独自機能を持ち、社内外での幅広いチーミングやコラボレーションを支援する。

 今回の機能拡張は(1)Windows PCとクラウドの間での容易なファイルアクセス、(2)モバイルアプリから活用できる機能の拡張、(3)PC向けチャットクライアントの提供、(4)既存機能でのリッチメディア活用の拡張――の5つ。利用料金がメールとカレンダーを除く基本機能全てを使えるプラン「IBM SmarterCloud Engage Standard」が1ユーザーあたり月額1199円から。必要な機能に合わせて選べる複数の利用プランが用意されている。

関連キーワード

IBM | コラボレーション


Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ