【第1回】新米だった私がヒットサービスを作れたワケAmeba初代プロデューサーが語る “燃焼系”プロマネ論(3/3 ページ)

» 2013年08月07日 08時00分 公開
[山崎ひとみ(サイバーエージェント),ITmedia]
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サービスには夢を、メンバーにはリスペクトを

アメーバピグのチームメンバーたちと。2010年に撮影 アメーバピグのチームメンバーたちと。2010年に撮影

 「サービスには夢を、メンバーにはリスペクトを」

 これは、内製開発を主としているAmebaで、若手のプランナー(現在のプロデューサー候補職)にぜひ大切にしてほしいこととして伝えている言葉です。とにかく経験がない中でサービス開発を仕切っていくためには、担当しているプロジェクトの「夢」を、プロデューサーである自分自身が一番正しく描き、その上で、経験豊富な開発陣を「リスペクト」して「生かし」、モノづくりをすることが大切だと考えています。これは私自身が経験も時間もない中で、優秀なエンジニア、クリエイターのメンバーとアメーバピグという1つの奇跡を生み出せた、かけがえのない仕事から学んだことです。

 その後も現在に至るまで、私はいくつかの挑戦をしています。次回は、アメーバピグをリリースした後の、新たな挑戦、そこでの失敗から学んだこと、陥った罠などを紹介します。

著者プロフィール

山崎ひとみ

株式会社サイバーエージェント

Ameba事業本部 ママ事業部 事業部長

2007年サイバーエージェント入社。「アメーバピグ」の立ち上げを行い、チーフプロデューサーを経たのち、アメーバ事業本部スマートフォンDivisionの立ち上げに参画。2012年より、新感覚コミュニティサービス「きいてよ!ミルチョ」の開発プロデューサーを務め、現在は、同じくアメーバ事業本部 ママ事業部の事業部長として、新規事業の立ち上げに携わっている。


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