イントラマート、モバイル業務アプリ開発基盤を発表

SAPのモバイルアプリ基盤との連携で、カメラやGPSなどのモバイル端末の機能を利用した業務アプリケーションを開発できるようになる。

» 2013年08月08日 13時58分 公開
[ITmedia]

 NTTデータ イントラマートは8月8日、企業向けモバイル業務アプリケーション開発基盤製品の「IM‐Mobile Extension」とモバイルミドルウェア製品の「IM‐Mobile Framework for Native Application」を発表した。カメラやGPSなどのモバイル端末の機能を利用した業務アプリケーションの開発を可能にする。

 両製品はSAPのOEMを受けて製品化したもので、IM‐Mobile ExtensionはSAP Mobile Platformとイントラマートの業務プロセス実行システム基盤「intra-mart Accel Platform」を連携、IM‐Mobile Framework for Native Applicationではイントラマートの「intra-mart Mobile Framework」に「SAP Sybase SQL Anywhere」を組み合わせた。

intra-mart Accel Platformのイメージ

 これらを活用することで、オフライン環境でもモバイル端末内にデータベースを自動生成し、暗号化やユーザー管理によって安全にデータを保管できるほか、サービス圏外から圏内に変わった際に、intra-martのデータベースと自動的にデータを同期させることができる。また、オフライン状態でもモバイル端末のカメラやGPSなどの機能を生かせるネイティブアプリを開発ができるという。

 両製品はオンプレミス向けおよびクラウドサービスで提供され、提供開始時期はIM‐Mobile Extensionが9月から、IM‐Mobile Framework for Native Applicationが10〜12月期からとしている。

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