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» 2013年08月08日 16時45分 UPDATE

導入事例:鳥取県立中央病院、院外の医師とつながる電子カルテシステムにOTPを導入

鳥取県立中央病院は、電子カルテシステム「モバイル・カルテ・ビューワ」へのアクセス認証にワンタイムパスワードを採用した。

[ITmedia]

 鳥取県立中央病院は、院外カルテ閲覧システム「モバイル・カルテ・ビューワ」のアクセス認証に、EMCジャパンのワンタイムパスワード認証「RSA SecurID」を導入した。EMCジャパンが8月8日、発表した。

 鳥取県立中央病院は、救命救急センターとして鳥取県の東部全域をカバーし、救急現場からの搬送患者、重症および複数の診療科領域にわたる重篤な救急患者を24時間体制で受け入れている。特に救急医療拠点として医師の激務が大きな課題となっている。そこで医師の負担をIT活用で軽減し、地域医療を支える医師もサポートする施策として、院外の医師が情報端末から電子カルテを閲覧し、診療に役立てるモバイル・カルテ・ビューワを開発した。

 鳥取県立中央病院の医師は、iPadやiPhoneから「モバイル・カルテ・ビューワ」にアクセスして電子カルテを閲覧。モバイル・カルテ・ビューワはシンクライアント技術を採用しており、端末にカルテ情報を保存しない。だが、ログイン時に個人情報を万全に守る堅牢な認証が求められることから、セキュリティ強度が高く、誰にでも直観的に使えて豊富な実績のある認証製品としてRSA SecurIDを採用した。

 モバイル・カルテ・ビューワの導入以前は、休日・夜間担当の若手医師からの出動要請でベテラン医師の勤務時間が増大していた。現在はベテラン医師が自宅から電子カルテを閲覧して電話で当直医に指示することができ、救急患者に速やかで十分な対応が可能になったとしている。また、出張中の医師が術後患者の電子カルテを確認して、電話で在院の医師に指示することもできるようになった。モバイル・カルテ・ビューワは医師の負担軽減、人材育成、診療品質の向上に役立っているという。

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