Android版Google+アプリ、マルチアカウント対応やGoogleドライブの写真閲覧機能

Android版Google+アプリが数日中にアップデートされ、マルチアカウントを切り替えて使えるようになり、Google Drive上の画像や動画を閲覧・共有できるようになる。

» 2013年08月15日 14時11分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは8月14日(現地時間)、Android版Google+を数日中にバージョン4.1にアップデートし、幾つかの新機能を追加すると発表した。

 このアップデートで、現在Google+の1機能として提供されているチャット機能「メッセンジャー」がなくなる(現行版でも「メッセンジャー」を選ぶと「ハングアウトに更新」と表示される)。これまでの会話履歴はGoogle Takeoutで保存できる。

 加わる主な新機能は以下の通り。

複数アカウントのスイッチが可能に

 Android版Gmailアプリと同様に、複数アカウントをメニュー上で切り替えて使えるようになる(いちいちログアウト/ログインしなくて済む)。また、管理しているGoogle+ページがアプリメニューに表示される。

Googleドライブの画像と動画にGoogle+からアクセス

 Google Driveに保存してある画像と動画をGoogle+で閲覧・編集できるようになった(編集はGoogle Drive上のオリジナルには反映されない)。

 これはAndroid版アプリだけでなく、Webブラウザで利用するGoogle+でも同様だ。

 plus Google+での写真閲覧はオプション機能だ

位置情報のサークル別設定

 自分の位置情報の表示を、かなり正確なピンポイントか、もう少し広範囲なレベル(city level)のいずれかに設定できる。サークルごとに設定できるので、例えば家族のサークルではピンポイントに、同僚とのサークルは広範囲レベルに設定するといったことが可能だ(位置情報は完全に非表示にすることも可能)。

 pinpoint 家族のサークルではピンポイント表示(左)、サークルごとに位置情報のオン/オフを設定できる(右)

Google Apps for Businessのサポート

 Google Apps for Businessのアカウントを持っている場合、管理者がGoogle+を有効にしていれば、コンテンツを組織内で共有でき、誰がAppsのドメイン内のメンバーかが分かるようになる。

変更履歴:メニューから「ハングアウト」が消えるとしていましたが、「メッセンジャー」の誤りです。お詫びして訂正します。[2013/8/15 15:00]



Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ