“プッシュ地域案内”アプリ「Field Trip」がGoogle Glassに対応

「Field Trip」をアクティベートしたGoogle Glassをかけて名所旧跡に近づくと、自動的に画面の右上に解説が表示され、読み上げさせることもできる。

» 2013年08月22日 10時44分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Googleは8月21日(現地時間)、昨年9月にAndroid向けに公開(現在はiOS版もある)した位置情報利用の地域情報アプリ「Field Trip」の「Google Glass」版を公開した。Glass Explorer(Google Glassユーザー)は、このページからアプリをアクティベートできる。

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 Field Tripは端末に常駐し、ユーザーがいる位置のさまざまな情報を画面に表示する。音声で読み上げる設定にもできるので、観光しながら自動的に名所の解説を聞くこともできる。スマートフォン版では情報がある場所に近づくと音声や振動で知らせ、画面に情報を表示するが、Google Glassでは、画面の右上に関連情報が表示される。

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 各種情報は地域のパートナーパブリッシャーが提供している。表示したい情報のジャンルやソース、頻度は設定で調整でき、情報を評価することで表示する情報を自分向きにカスタマイズできる。

 このアプリはGoogleが2004年に買収したデジタルマッピング会社Keyholeの共同創業者、ジョン・ハンク氏が立ち上げたラボ「Niantic Labs」が開発した。ハンク氏は米CNETの取材で、このアプリを開発する段階ではまだGoogle Glassはなかったが、Glassのようなウェアラブル端末を前提にしていたと語っている

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