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» 2013年08月27日 15時20分 UPDATE

VMware、データセンター仮想化を推進する新製品群を一挙に発表

VMware vCloud Suiteの最新版やネットワークおよびストレージの仮想化など、「Software-Defined Data Center」コンセプトに基づく製品を多数発表した。

[ITmedia]

 VMwareは8月26日、米国サンフランシスコで開催中の年次カンファレンス「VMworld 2013」でデータセンター仮想化を推進するコンセプト「Software-Defined Data Center」に基づく新製品群を発表した。VMware vCloud Suiteの最新版やネットワークおよびストレージの仮想化製品などを2013年第3四半期以降に順次提供していく。

 この日発表されたのは、クラウド基盤管理スイートの最新版「VMware vCloud Suite 5.5」、ネットワーク仮想化の「VMware NSX」、ストレージ仮想化の「VMware Virtual SAN」、仮想基盤キャパシティ管理の最新版「VMware vSphere with Operations Management 5.5」。また、パブリッククラウドサービス「VMware vCloud Hybrid Service」の大幅な強化もアナウンスされた。

 VMware vCloud Suite 5.5ではアプリケーションやOSの障害を検出して回復する「vSphere App HA」が導入されたほか、最新版のVMware vSphereでサーバ内蔵のフラッシュを仮想化してアプリケーションの遅延を改善する「VMware vSphere Flash Read Cache」を搭載。Apache Hadoopなどのワークロードとその他のアプリケーションを同時稼働できる「VMware vSphere Big Data Extensions 2」も提供する。

 VMware NSXは、サーバ仮想化と同様に分散型アーキテクチャを採用、ハイパーバイザのカーネルに統合されている。レイヤ2〜7におけるサービスをソフトウェアで実現するとし、データセンターのネットワークリソースをプール化し、管理者が必要に応じて仮想ネットワークの作成や、プロビジョニング、管理が行える。トラフィック処理能力は最大1テラbps(32ホストのクラスタあたり)になるという。カンファレンスではネットワークベンダーやセキュリティベンダーなど約20社がVMware NSXのサポートを表明した。

 VMware Virtual SANは、VMware vSphereの機能を直接接続型ストレージのリソースプールにまで拡大するものという。アプリケーションのニーズに合わせてストレージサービスを連続的に拡張可能な分散アーキテクチャを採用し、ミッドレンジクラスのストレージと同等のI/Oパフォーマンスを実現するとしている。同社は、まず2013年第3四半期に無償のパブリック ベータ プログラムでこの機能を提供する予定。

 VMware vCloud Hybrid Serviceでは新機能として、顧客企業のデータセンターと専用線で接続する「Direct Connect」、アプリケーションとデータを自動的に複製して迅速な復旧を可能にする「Disaster Recovery as a Service」、Cloud FoundryやPivotalを全面的にサポートした「Cloud Foundry Platform as a Service」、仮想デスクトップサービスの「VMware Horizon View Desktop-as-a-Service」を提供。

 また、サービス提供するデータセンターを米国で2カ所増設するほか、Savvis経由でのサービス提供も開始する。これらのクラウドサービスについては、日本を含むアジア太平洋地域では2014年に提供を開始する予定としている。

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