日本HP、ビッグデータ対応のテープストレージを発売

ミッドレンジ向けのテープライブラリ新モデルの投入と、大企業向けモデルの機能強化を図る。

» 2013年08月29日 14時59分 公開
[ITmedia]

 日本ヒューレット・パッカードは8月29日、ミッドレンジ向けテープストレージの新製品「HP StoreEver MSL6480 テープライブラリ」と、エンタープライズ向け「HP StoreEver ESL G3 テープライブラリ」の機能強化を図る高密度拡張モジュールを発売した。ビッグデータのバックアップやアーカイブに対応する。

 HP StoreEver MSL6480 テープライブラリは、中堅〜大企業での統合的データ保護からビッグデータのアーカイブにまで対応できるプラットフォームという。6Uサイズのライブラリモジュールを1〜7台にモジュール単位で追加搭載できる。1モジュールのカートリッジスロットは80スロットで、最大560スロットまで拡張可能だ。テープドライブは1〜42台搭載でき、毎時最大60.4テラバイトの高速転送を実現する。最大容量は3.5ペタバイトとなっている。

 HP StoreEver ESL G3 テープライブラリの高密度拡張モジュールは、最小100スロットから最大1万2006スロットまで100スロット単位での拡張を可能にする。ストレージ容量は最大75ペタバイトになっている。

 販売参考価格は、HP StoreEver MSL6480 テープライブラリが588万円、高密度拡張モジュールが840万円となる。

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