ワークフロー開発とシステム連携を強化した「Aegis」最新版、NetIQが発売

ネットアイキューは、ITプロセスの自動化ソリューションの最新版「NetIQ Aegis 3.0」の提供を開始した。

» 2013年09月02日 17時22分 公開
[ITmedia]

 ネットアイキューは9月2日、ITプロセスの自動化ソリューション製品の最新版「NetIQ Aegis 3.0」を発表した。ワークフロー開発とその他システムとの連携が大幅に強化しており、販売価格は250万円からとなっている。

 NetIQ Aegisは、業務プロセスをワークフロー化・自動化することで、コンプライアンスやセキュリティの要件を満たしながらシステム運用管理の負荷を軽減し、業務を効率化するソリューション。

 最新版ではワークフロー開発の効率化による時間短縮と、他システムおよびユーザーとの外部統合を主要な目的に各種機能を強化。プロセス開発時のデバッグとテスト機能を強化し、ユーザーのプロセス開発の速度を大幅に改善するという。また、Webサービス経由であらゆるIT製品からNetIQ Aegisのプロセス内の入力フォームを利用できるようになった。システムパフォーマンスについても、複数の改善を行い、効率、安定性、機能性を向上したとしている。

 主な機能強化ポイントは、(1)プロセス設計を行いながらプロセスのテストとデバッグが可能となり、開発効率を大幅に改善、(2)Webサービス経由でAegisと連携するための新たなフロントエンドAPI(SOAP、REST、JSON)を搭載、(3)Aegisの入力フォームがスタンドアロンで利用可能、(4)Aegisのスタンドアロン入力フォームにおけるブラウザサポートをInternet Explore、Firefox、Chromeに拡大、(5)Windows 8、Windows Server 2012、SQL 2012のサポート――の5つとなる。

 最新版の活用により、企業は既存のポリシーやプロセス、ITマネジメントツールを通じて、自動化による単調なIT関連作業やドキュメント作成での生産性の向上やコスト削減し、サービスレベルの一貫性を維持できるという。Aegisはイベント(事象)の評価およびマッチングを高度なレベルで実行する相関分析エンジンを備え、NetIQやBMC、VMware、HP、マイクロソフト、EMCをはじめとする各社のソリューションとも統合できる。

 なお、旧バージョンのNetIQ Aegis 2.1および同2.2は、2014年8月31日をもってサポートを終了するという。

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