ウルシステムズ、AWS基盤のデータウェアハウス利用サービスを発売

ウルシステムズは、クラウド型データウェアハウスプラットフォーム「White-eYe」サービスの提供を開始した。

» 2013年09月02日 18時01分 公開
[ITmedia]

 ウルシステムズは9月2日、クラウド型データウェアハウス(DWH)プラットフォーム「White-eYe」サービスの提供を開始した。同サービスはアマゾンウェブサービス(AWS)のDWH「Amazon Redshift」を利用するために必要となる機能(ETL、BI、機械学習、運用管理など)を統合したもの。

 同社ではAmazon Redshiftを企業で利用しやすいようシステム間連携、BIツール、機械学習による自動分析、セキュリティおよび運用管理などの機能をWhite-eYeで提供する。これにより、ERPなどの基幹システムやWebシステム、SNSやCRMなどから得られるビッグデータを素早く簡単にAmazon Redshiftに展開して、分析が行えるようになるという。

サービスイメージ

 具体的にはTalendを用いて基幹システムやWebシステム、HadoopなどのデータをAmazon Redshiftへロードするデータ連携機能、機械学習を用い特徴抽出などを自動的に行ってAmazon Redshift上のデータをTableauで可視化、分析に役立てるBI・データ分析機能、カラム型で高速なクラウド上のデータウェアハウスAmazon Redshiftを利用できるデータストア機能など。運用基盤としてはクラウド上での運用に必要な暗号化、自動障害復旧、システム管理などの機能を提供する。

 基本価格は、初期導入費用が200万円から、月額利用料が35万円から。ウルシステムズでは今後2年間に30社以上の導入を目指すとしている。

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