キヤノンITS、PC向けの盗難・紛失対策ツールを刷新

クライアントPC向け認証・暗号化セキュリティツール「CompuSec」のラインアップと価格体系をリニューアルし、新たに提供する。

» 2013年09月12日 16時55分 公開
[ITmedia]

 キヤノンITソリューションズは9月12日、クライアントPC向け認証・暗号化セキュリティツール「CompuSec」シリーズを刷新し、同日から販売を開始した。ラインアップと価格体系を変更している。

 CompuSecは、OS起動前のプリブート認証やAES 256ビットのアルゴリズムを用いたHDD暗号化機能などを搭載するPCの情報漏えい対策製品。OSとPCの間に専用の暗号化ドライバを配置していることで、ユーザーがデータの暗号化や復号を意識することなく使用できるのが特徴という。

 今回のリニューアルではライセンス体系を法人向けの「CompuSec Standard Edition」「CompuSec Basic Edition」、個人向けの「CompuSec SW」の3種類に集約した。CompuSec Standard Editionは暗号化ソフトのCompuSec SWと管理ツールのGlobalAdmin Liteをセットにしたもので、中・大規模法人向けとなる。同Basic Editionでは小・中規模法人向けに管理ツールを不要にした。CompuSec SWでは新たにWindows 7 64ビット版に対応している。

 販売価格は、CompuSec Standard Editionが1ラインセンスあたり1万2500円(5〜19ライセンス購入時)、管理ツールが20万円、CompuSec Basic Editionが同8000円(同)、CompuSec SWがパッケージ版で1万2800円、ダウンロード版で9800円となっている。

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