家庭用ゲームコンソール「Steam Machine」プロトタイプの仕様発表i7+Titanの高スペックも

来年の発売に先立って300人のβテスターに無償で提供するプロトタイプの仕様は、最高のものではCore i7-4770とGeForce GTX TITANを搭載し、ストレージは1TバイトのHDD+8GのバイトのSSDのハイブリッドとかなりハイスペックだ。

» 2013年10月07日 12時53分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 PCゲーム配信システム「Steam」で知られる米Valveは10月5日(現地時間)、ゲーム専用OS「SteamOS」搭載ハードウェアプロジェクト「Steam Machines」のプロトタイプのスペックを発表した。

 同社は9月25日にSteam Machinesを発表した際、300台のプロトタイプを無償で提供するとして、テスト参加者募集を開始した。

 Steam MachineはLinuxベースのオープンソースゲームOS「SteamOS」を搭載し、ハードウェアの仕様もオープンにされるため、個人でコンソールを組み立てることも可能だ。現在多数のサードパーティーメーカーが2014年の発売に向けてコンソールを開発中という。

 プロトタイプは、CPUは米IntelのCore i7-4770/i5-4570/i3のいずれか、GPUは米NvidiaのGeForce GTX TITAN/GTX780/GTX760/GTX660のいずれかを搭載し、CPUのRAMは16Gバイト、GPUのRAMは3Gバイト。ストレージは1TバイトのHDDと8GバイトのSSDのハイブリッドと、かなりハイエンドだ。サイズは約30.5×31.5×7.4センチで、米MicrosoftのXbox 360(約30.9×25.8×8.3センチ)と同じくらいだ。

 プロトタイプはハイエンドだが、実際にサードパーティーから発売されるものはハイエンドから手ごろなものまで多様になるという。

 プロトタイプは年内に選ばれた300人に届く予定だが、まだ完成しておらず、画像は“間もなく”公開するとしている。

 βテストへの応募はSteam Machinesのページで10月25日まで受け付けている。

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