ビッグデータ利活用で戦略的協業――日立製作所とブレインパッド

2社ではマーケティング領域においてデータアナリティクスサービスを提供する。

» 2013年10月09日 14時53分 公開
[ITmedia]

 日立製作所とブレインパッドは10月9日日、ビッグデータ利活用事業における戦略的な協業で合意したことを発表した。広告宣伝や販売促進、流通チャネル設計などのマーケティング領域でデータアナリティクスサービスを日立グループの顧客企業向けに提供する。

 両社によると、企業内に蓄積されたデータから価値ある情報を発掘してビジネス施策につなげる分析力が企業の競争力を左右するようになり、データ分析の専門家(データサイエンティスト)の必要性とビッグデータの利活用ニーズが急激に増大している。これに対応するために協業に至った。

 今後はブレインパッドのデータ分析力とビジネスインテリジェンス、ビジネスアナリティクスなどのソフトウェア製品やSaaSなどによるデータ活用支援ソリューションを用い、日立グループの顧客企業に共同でサービス提供する。

さらに、マーケティング業務を支援するシステムの構築から運用支援までも総合的に提供する予定。両社は2017年3月末までに国内で約20億円の売上を計画する。

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