最新版の「Chrome 30.0.1599.101」では5件のセキュリティ問題を修正した。
米Googleは10月15日、Webブラウザ「Google Chrome」安定版のアップデートをWindows、Mac、Linux向けに公開し、複数の深刻な脆弱性に対処した。
同社によると、最新版の「Chrome 30.0.1599.101」では5件のセキュリティ問題を修正した。このうち3件の脆弱性については、情報を提供した社外の研究者に1000〜2000ドル、計5000ドルの賞金を贈呈。いずれも解放後使用の脆弱性で、危険度は同社の4段階評価で上から2番目に高い「High」に分類している。
また、社内での調査やファジングなどを通じて見つかったさまざまな問題の修正も盛り込まれた。
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