FFRI、MITB攻撃対策ツールの更新版をリリース

ネットバンキングや決済での通信に介入する「MITB攻撃」対策ツールの最新版では保護モードの強化や、対応ブラウザの拡充を図った。

» 2013年11月01日 11時15分 公開
[ITmedia]

 FFRIは11月1日、「Man-in-the-Browser(MITB)」などからネットサービス利用者を保護するためのセキュリティツールの最新版「FFRI Limosa Version1.1」の提供を開始した。同ツールはオンラインバンキングやECなどの提供企業向けに販売され、導入企業が顧客に提供している。

 最新版ではWebブラウザの設定において「InPrivateブラウジング」が無効化されていても、強制的にInPrivateブラウジングを有効にして、安全な環境を保持させる機能や、保護されたWebブラウザから新たに生成される別ウインドウの「子ブラウザ」に対しても保護機能を適用させるようにした。

 また、任意のアドオンのみを有効化できるようにした(標準設定では無効化される)ほか、導入企業がWebブラウザの保護枠の色を自社のコーポレートカラーなど任意に指定できるようにした。対応環境ではWindows 8 x86 Edition 日本語版、Internet Explorer 7/10(x86)を追加した。

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