基幹システムの情報活用で課題となるマスターデータの管理ソリューションを提供する。
東洋ビジネスエンジニアリング(B-EN-G)とインフォマティカ・ジャパンは、マスターデータ管理分野での戦略的パートナーシップを締結したと発表した。東洋ビジネスエンジニアリングが「Informatica MDM」などデータマネジメント製品の提供を開始する。
今回の協業は、企業が保有するERPのマスターデータ活用などをサポートするのが目的。ビジネスへのデータ活用が注目されているが、組織の合併・吸収・再編やグローバル対応などによってマスターデータが複数のシステムに分散しているといった活用上の課題が少なくないという。
ソリューションではマスターデータ管理ツールを利用して、マスターデータを統合を図り、情報活用に向けた環境作りをサポートする。両社ではERP導入実績の多いB-EN-Gのノウハウとインフォマティカの技術を組み合わせることで、(1)設計や開発から生産、販売、アフターサービスに渡る企業マスターデータ統合、(2)グローバル拠点間のマスターデータ統合、(3)システム統合や刷新プロジェクトにおけるマスターデータ統合――といったマスターデータ管理での課題解決に応えたいとしている。
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