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» 2013年11月11日 10時00分 UPDATE

「仮想化環境」と「大容量データ」に対応 他の追随を許さない低価格NASとは?

使い勝手の高さと低価格化を背景に、企業での利用が広がっているNAS。そうした中で、台湾のQNAP Systemsが提供する「QNAP Turbo NAS」はひと味違う。豊富な製品ラインアップや基本機能の高さ、価格の手ごろさなどを武器に、ユーザーの裾野を着実に拡大させている。2013年10月に発表した新製品は、大容量データに対応し、最大576テラバイトまで拡張可能とした。「QNAP Turbo NAS」の正規代理店であるフォースメディアは、この新製品でビッグデータ時代における中小企業を支援していく。

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リニアな容量拡張によりストレージコストを最適化

 ヒト、モノ、カネに並ぶ企業の貴重な資産である“情報”。多種多様な情報データが爆発的に増え続ける今、その格納先であるストレージに対する企業の関心は高まる一方だ。そうした中、中堅/中小企業、さらに大企業の部門単位での利用が加速しているのがNAS(Network Attached Storage)である。ファイルシステムやネットワーク通信機能を内蔵したNASは、専用ネットワークを整備することなく既存LANに接続するだけで利用環境を整備でき、ストレージに関する専門的な知識を持たなくとも使いこなすことができる。

フォースメディア プロダクトマネジメント部 部長の本田龍氏 フォースメディア プロダクトマネジメント部 部長の本田龍氏

 こうした使い勝手の高さ、さらに近年の価格の低廉化を背景に、NASの用途も着実な広がりを見せている。データのバックアップ用途として従来のテープストレージからの置き換えや、“ビッグデータ”をキーワードに情報の重要性が再確認されたことで、これまで破棄していたデータをNASに保存する動きも顕在化しつつある。システムの効率化を可能にした仮想化技術の広がりもNASの普及の追い風となっている。そのことは、多くの調査レポートで、NAS市場が一貫して右肩上がりの伸びを示していることからも理解できるだろう。

 こうした中、NAS市場で頭角を現してきた製品が、台湾のストレージベンダー・QNAP Systemsの提供する「QNAP Turbo NAS」である。その快走の原動力の1つが、HDD搭載数や処理速度、拡張性などにより1bayのコンシューマーモデルから16bayのラックマウントモデルまで取り揃えたラインアップの広範さだ。日本国内での認知度向上や市場シェア拡大に向けて、QNAP Systemsと強力なタッグを組む販売パートナーのフォースメディアにおいて、プロダクトマネジメント部 部長を務める本田龍氏は次のように説明する。

 「全モデルで共通OSを採用したQNAP Turbo NASは、より多くのドライブを格納可能な筐体に変更することで容量をリニアに拡大できる。しかも、他社製品に対するコスト競争力は高い。企業のビジネス拡大に併せた適切な容量拡張、ストレージコストの最適化につなげることが可能なのだ」

使い勝手の高さを武器にユーザーの裾野を拡大

 高い基本性能も大きな武器だ。具体的には、RAID 0/1/5/6/10やホットスペアなど多様なRAIDレベルに対応。オンラインでのRAID容量の拡張やRAIDレベルの移行も可能なほか、iSCSI/IP-SANのサポートにより、各種の仮想化環境における共有ストレージとしても利用できる。異なるOS間でのシームレスなファイル共有や、Active Directoryをはじめとしたアクセス管理など、高度なファイル共有機能も実装する。

 さらに、QNAP Systemsは自社でハードウェアやOS、ソフトウェアの設計から製造、品質管理まで一貫して手掛けることで、高い信頼性も確保する。Webベースの管理ツールの使いやすさも相まって「実機で検証したユーザー企業の多くで採用に至る」(本田氏)というほどだ。

 そんなQNAP Turbo NASは今年9月、ユーザーのさらなる開拓に向け、新ファームウェア「QTS4.0 for SMB(QTS4.0)」をリリースし、大幅な機能拡張を実施したのだ。

最大576テラバイトの大容量NASが中小企業でも導入可能に

「TS-EC1679U-SAS-RP」と「REXP-1600U-RP」8台の最大構成時 「TS-EC1679U-SAS-RP」と「REXP-1600U-RP」8台の最大構成時

 QNAP Turbo NASは従来、16bayの筐体に4テラバイトのディスクを格納した場合の64テラバイトが最大容量だった。だが今回、デイジーチェーンによる最大8台までの筐体追加接続を実現することで、576テラバイトまでの大幅な容量拡張を可能にした。

 QNAP Systemsでは機能拡張に併せて、「SS-EC2479U-SAS-RP」をはじめとした3モデルの新製品を発表。それらはいずれも筐体接続用のインタフェースを搭載しており、“積み増し”により容易に容量を増強できる。内蔵ドライブには従来からのSATAドライブに加え、I/O性能や信頼性に優れたSASドライブも新たに選択できるようになった。なお、ファームウェアは無料で公開されており、従来モデルもファームウェアの更新と筐体接続用の拡張カードの追加によって、同様のデイジーチェーン接続を実施できる。

 「多拠点に散在するデータの集中バックアップなどを目的に、大容量NASに対するニーズはこれまでにも存在した」と本田氏。その採用にあたっての一番の問題は導入コストの高さにあったが、新製品はこの壁を打破する製品と位置付けられる。

 「従来からオンラインで容量を拡張していく柔軟性には定評があったが、新製品を利用すれば、筐体の追加をすることで、飛躍的に容量を増やせる。必要なときに必要なだけストレージを追加できるので、IT予算の乏しい中小企業においてもタイムリーな投資が可能となり、従来なら諦めざるを得なかった多様かつ膨大なデータ活用のための基盤整備に乗り出せるようになるわけだ」(本田氏)

仮想化環境への対応をさらに強化

 管理対象となるデータが増えるほど、データ管理の煩雑さも増す。このことを踏まえ、QTS4.0ではボリューム管理機能を大幅に強化した。複数のRAIDグループを束ねて統合できるストレージプールが導入され、筐体やドライブの追加による動的な容量拡張に加え、ボリュームやLUN (Logical Unit Number)のシンプロビジョニング対応により、容量管理などの手間が抜本的に軽減されるという。

仮想化環境へのさらなる最適化を実現 仮想化環境へのさらなる最適化を実現

 また、最大1テラバイトまでのSSDキャッシュ機能も新搭載。OLTP(オンライン分析処理)時とランダムアクセス時のIOPS(I/O per Second)性能で、それぞれ約3倍、約6倍もパフォーマンスが向上した。

 元々評価の高かった管理ツールもさらなる進化を遂げているという。

 「ディスクの状況やCPUリソースなどのヘルスチェック画面がさらにグラフィカルになり、より直感的な管理が可能になった。操作も極めて容易で、関心のある項目をクリックしていくことで、いわばドリルダウンの感覚で必要な情報を得ることができ、操作レスポンスも極めて早い。QNAP Turbo NASには各種機能拡張用のアプリケーションが用意されているが、こちらも管理ツールからマウス操作だけでインストールを完了させることができる」(本田氏)

 QNAP Turbo NASは従来から仮想環境での利用に配慮が払われてきたが、QTS4.0では新たに仮想化ソフトウェア「VMware」のVAAI(vStorage API for Array Integration)機能と、「Microsoft Hyper-V」のODX(Offload Data Transfer)機能の双方をサポート。それらのストレージ管理機能を活用することで、レスポンスや管理性のさらなる向上を見込めるという。

 「VMwareやHyper-Vへの対応をうたいながら、実のところ使えない機能が多い低価格NASも見受けられる。だが、QNAP Turbo NASは最新の仮想化技術のいち早く対応し、このこともユーザーから高く評価されている」(本田氏)

クラウド事業者からの引き合いも強い

 フォースメディアが新製品の拡販に向けて期待を寄せるのが、前述した、従来では廃棄されていたようなデータの管理用途である。

 「ある新聞社では紙面に利用されなかった写真データなどは、ストレージ容量の関係からこれまで廃棄されていた。しかし、それらの中に価値があるものが含まれている可能性は否定できない。また、業務データの長期保存も、履歴を確認できる点で大いに価値がある。これらの有効性を訴求することで顧客の潜在ニーズの掘り起しにつなげたい」(本田氏)

 クラウド事業者からも低価格ストレージへの移行の相談が相次ぎ寄せられているという。そこで、データセンター事業者などへの大容量NASの提案活動にも本腰を入れる構えだ。

 そのために必要とされるスキルやノウハウは、今までの営業活動を通じて蓄積してきた。例えば、通信カラオケ「JOYSOUND」で知られるエクシングは、複数のWebサービスとカラオケ楽曲の配信の一部を、3つの仮想化基盤と、数十テラバイトを超えるコンテンツを保持するスケールアウト型NASから成る統合的なシステムとして再構築。そのバックアップ用ストレージにはQNAP Turbo NASが採用された。4テラバイトを16本搭載するというフォースメディアの提案により、合計64テラバイトという十分な容量を確保できたこと、さらに先出しセンドバック保守契約により、コストを抑えつつ運用リスクを最小化できたことが採用の理由だ。

 また、三菱製紙グループのダイヤミックは、2012年の本社移転を機に、ファイルサーバをiSCSI対応の低価格NASからQNAP Turbo NASにリプレースするとともに、Hyper-Vによるフェイルオーバークラスタを構築した。このケースでは、国産の低価格NASと比べ、仮想化への対応や性能面が優れるなど、製品そのものの良さが採用の決め手となった。

事前検証のための「QNAP検証センター」を開設

 一方で、フォースメディアによる手厚いサポートも、QNAP Turbo NASの普及やユーザーの拡大に大きく貢献している。

新たに開設した「QNAP検証センター」 新たに開設した「QNAP検証センター」

 同社では、使用環境など顧客の用途に合った最適なドライブ選択ができるよう、豊富な製品ラインアップを用意。大きく「ニアライン」「ミドルハイ」「ミドル」「ノーマル」にクラスを分けるとともに、例えば、データセンターなど大容量ストレージでの利用、ファイルサーバでの利用と、用途ごとにどの製品を選択すればよいかという目安を顧客に分かりやすく提示している。

 加えて、保守・サポート体制も充実。仮に製品が故障した場合、修理期間のダウンタイムを最小限にするため、代替機を先にユーザーの元へ届ける「先出しセンドバック保守」サービスを提供する。製品購入時に1年〜5年から選択可能なオンサイト保守も用意する。

 さらに、サポート強化の一環として同社が開設を予定しているのが「QNAP検証センター」だ。同センターには最新のQNAP Turbo NASをはじめ、システムを構成するさまざまな機器が配備されており、仮想化環境での動作確認や実データを用いたパフォーマンスのチェックといった各種検証を、フォースメディアの支援の下で実施できる。

 「仮想化環境やビッグデータ環境におけるシステム運用の経験が乏しい企業には、ぜひとも検証センターで試してもらいたい。ほかの低価格NASと一線を画すQNAP Turbo NASの良さを必ずや理解してもらえるはずだ」と本田氏は意気込む。これらの取り組みによって、来年度は売り上げ倍増を図るとしている。

 中小企業にも現実的に手が届く大容量NASのQNAP Turbo NAS。その登場により、企業におけるデータ活用の可能性がますます広がるはずだ。

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提供:株式会社フォースメディア
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2013年12月10日