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» 2013年11月12日 17時00分 UPDATE

国内モバイルアプリ管理市場は28.3%で成長、2017年には50億円規模に

ITRの市場調査によると、国内モバイルアプリケーション管理市場はアプリ配信型、ゲートウェイ/ブラウザ型のいずれも大幅な市場の成長が見込まれている。

[ITmedia]

 調査会社のアイ・ティ・アール(ITR)は11月12日、企業向けモバイル管理製品に関する市場調査の結果を発表した。調査はモバイルのデバイス管理(MDM)、アプリケーション管理(MAM、アプリ配信型およびゲートウェイ/ブラウザ型)、コンテンツ管理(MCM)、マルウェア対策、開発ツールの5分野で国内41ベンダーを対象に実施した。

 それによると、MDM市場ではモバイルデバイスの利用拡大に伴い、2012年度の市場規模が前年度比約3.4倍の急速な伸びとなった。MAM(アプリ配信型)市場は、2012年度に市場が立ち上がり、2013年度は10倍超となるとみる。同(ゲートウェイ/ブラウザ型)市場では注目度が高まり、2012年度に続いて2013年度も21.4%増が見込まれる。

 MCM市場は、2012年度に95%増と大幅に拡大し、2013年度も87.2%増の高成長を維持するとみられる。マルウェア対策市場は、2012年度に175.0%増、2013年度も81.8%増と高成長を継続する。開発ツール市場は2012年度市場では2倍強に、2013年度はさらに伸びが加速する見込みだ。

 このレポートではMAMをアプリ配信型とゲートウェイ/ブラウザ型に分類している。アプリ配信型はネイティブアプリ(モバイルOS向けに開発されたアプリ)をデバイスに配信することで活用を支援する製品分野となり、ゲートウェイ/ブラウザ型では企業内に構築された業務アプリケーションをゲートウェイ層で変換し、スマートデバイス向けに最適化して利用させる製品分野としている。

 2012年度時点ではアプリ配信型のMAM市場は立ち上がったばかりということもあり、実績では圧倒的にゲートウェイ/ブラウザ型が優勢になっている。しかし、2013年度からはアプリ配信型の導入が加速し、同市場の2012〜2017年度の年平均成長率は172.4%と大幅に伸びるという。2017年度の市場規模は18億円に達するとみられている。一方、ゲートウェイ/ブラウザ型モバイルアプリケーション管理の年平均成長率も17.2%と高く、モバイルアプリケーション管理市場全体では同28.3%、2017年度にはほぼ50億円の規模へと成長するという。

itr1112.gif モバイルアプリケーション管理市場規模推移および予測(売上金額ベース)

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