PCとWindows PhoneをBluetoothで接続し、Windows PhoneをOffice文書でのプレゼンのリモコン代わりに使えるようにする無料アプリ「Office Remote」をMicrosoftが公開した。
米Microsoftは11月18日(現地時間)、「Office 2013」のドキュメントでプレゼンテーションを行う際、Windows Phone端末で画面の切り替えや画面上を指すレーザーポインタのような効果を使えるようにする無料アプリ「Office Remote」をWindows Phone Storeで公開した。
RT版以外の「Microsoft Office 2013」で利用できる。PC側にBluetooth機能が搭載されていることが要件で、PCに専用アドオンをインストールする必要がある。
PCとBluetoothで接続させたWindows Phone端末で、PCの画面(あるいはPCを接続した大型モニタなど)で表示させたいWord、Excel、PowerPointのファイルを開いたり、ページを切り替えたり、拡大/縮小、画面上をレーザーポインタのように指し示すことなどが可能だ。表示しているPowerPointのスライドと同期させた原稿テキストをWindows Phoneの画面に表示させたり、Excelではグラフのデータをその場で変更することもできる。
公式ブログによると、このアプリはMicrosoft ResearchとOfficeチームのコラボで作成されたという。同社のスティーブ・バルマーCEOが提唱する「デバイス&サービス」の取り組みの成果の1つといえるだろう。
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