EMC、スケールアウトNASの最新版をリリース

Isilon向けOSの最新版では新たに、重複排除のオプション機能「Isilon SmartDedupe」などを提供する。

» 2013年11月27日 14時01分 公開
[ITmedia]

 EMCジャパンは11月27日、スケールアウトNAS製品「EMC Isilon」の最新バージョンを発売した。OS最新版の「Isilon OneFS 7.1」や自己暗号化ドライブ(SED)を搭載した「暗号化ノード」の3モデルを提供する。

 Isilon OneFS 7.1では新たに重複排除のオプション機能「Isilon SmartDedupe」を提供する。同機能はホストプロセスで実行され、8キロバイトのブロック単位でクラスタ全体やディレクトリごとでのデータの重複排除を行うことにより、保存データを最大30%削減できるという。

暗号化ノードのX200

 SED搭載の暗号化ノードは、アプリケーションやワークロードのパフォーマンスを損なうことなく、データを安全に保護するとしている。3モデルの種類と参考販売価格は、ディスク容量36テラバイトの「X200」が646万6600円、同108テラバイトの「X400」が1567万2000円、同108テラバイトでニアライン向けの「NL400」が1190万4300円となっている。

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