このアップデートで、Nexus 5のカメラのHDR+でのシャッターラグが減り、ピンチ&ズームも可能になる。
米Googleは12月5日(現地時間)、Androidのアップデート、バージョン4.4.1を“ローリングアウト”したと発表した。このアップデートで、オリジナルブランドスマートフォン「Nexus 5」のカメラ機能が改善される。
Nexus 5のカメラの特徴の1つとして「HDR+」というハイダイナミックレンジ合成機能がある。これは、撮影対象の最も明るい部分と最も暗い部分の差が大きい場合、1度のシャッタータップで複数の露出の写真を自動で撮影し、これを合成した写真にするというものだ。
だが、これまではHDR+を有効にすると、特に暗い環境では撮影に時間がかかっていた。
バージョン4.4.1のアップデートで、暗い環境でもピント合わせとホワイトバランスの調整が速くなり、色調が改善するという。また、HDR+でもピンチ&ズームができるようになり、シャッターラグ(シャッターをタップしてから実際に撮影するまでのタイムラグ)が減る。
なお、Android開発者向け公式ブログなどにはまだ4.4.1へのアップデートに関する情報はなく、Nexus 5のカメラ機能向上以外の新機能については不明だ。
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