成長・発展にいざ挑戦、ICT各社のトップが新年に込めたメッセージ2014年スタート(2/6 ページ)

» 2014年01月06日 12時54分 公開
[ITmedia]

日本ヒューレット・パッカード 小出伸一代表取締役社長執行役員

 2014年も、クラウド、ビッグデータ、モビリティ、ソーシャル、「New Style of IT」と呼ぶITの新たな潮流に対し、HPならではのフルポートフォリオをベースにソリューションを提供し、将来にわたりお客様のビジネスの成長を支え、グローバルな体制を生かし、日本企業の国際競争力の強化を支援していく。加えて、安心・安全な社会の構築、個人への豊かな生活へ向けた貢献のためにイノベーションを追及する。併せてイノベーションを支える人財育成についても強化を図る。お客様に高付加価値なソリューションを提供するためには、個別技術にとどまらない包括的なソリューションのアーキテクト育成が極めて重要。先見力ある技術者育成に投資をしていく。

デル 郡信一郎代表取締役社長

 デルは2013年を持って非公開企業となり、世界約180カ国でビジネスを展開し、11万人を超える従業員を擁する「世界最大のスタートアップ企業」へと転身した。お客様のニーズやIT環境の変化を見据えながら中・長期的な観点から戦略を実行できるようになり、エンド・ツー・エンドのソリューション・プロバイダーとしての取り組みへ積極的に投資する。お客様のビジネス成長を支援し、より高い満足度と驚き、そして感動をお届けし、お客様にとって長きに渡るITパートナーとなれるよう、社員一同より一層の努力をしていく所存だ。

EMCジャパン 山野修代表取締役社長

 当社は20周年を迎える。この間に、急速なテクノロジーの進化で世界は一変し、コンピュータの発展、インターネットの拡大、昨年はPCに成り代わり、モバイル端末の台頭、印刷物も電子書籍化が進んだ。直近で私が注目するのが、2045年から先の未来を予想できなくなる「2045年問題」。コンピュータの能力が全人類の能力をはるかに超え、30年後には全く違った世界が訪れることが予想される。2014年は、人々がこれまで以上に幸福に過ごせるための「ITの未来への入口」であるべきだろう。

SAPジャパン 安斎富太郎代表取締役社長

 2014年は世界経済の回復基調が一層堅実なものとなり、企業の成長指向はますます加速するだろう。それに対応して企業情報システムには、より明確に「成長への貢献」が求められるはず。当社は引き続きクラウドファーストを推し進めるとともに、全てのアプリケーションをリアルタイム化、成長時代のITに求められるあらゆるニーズに「速く=Speed」「柔軟に=Flexible」「シンプルに=Simple」お応えできる製品ポートフォリオと導入オプションを提供し、お客様の成長とイノベーションに貢献していく。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ