Google.comで「Get Lucky」や「Yesterday」などの曲名を入力すると、検索結果のトップにその曲のYouTubeページへのリンクが大きな画像付きカードとして表示される。
米GoogleのGoogle.comでアーティスト名と曲名を検索すると、検索結果のトップにYouTube動画へのリンクのカードが表示されるようになった。米Search Engine Watchが2月5日(現地時間)に報じた。
一見その場で動画が再生されそうだが、クリックするとYouTubeのページに飛ぶ。
Googleの広報担当者はSearch Engine Watchに対し、このサービスは2013年9月から提供しているが、2月4日に曲名を入力しただけで動画のスクリーンショットが表示されるように改善したと語った。
ダフト・パンクの「Get Lucky」やロードの「Royals」などのヒット曲、ビートルズの「Yesterday」などの有名な場合は、曲名だけでもトップにYouTubeカードが表示される。
なお、日本語版Google検索(Google.co.jp)では、まだこのカードは表示されない。
Google検索では、ナレッジグラフ(Knoowledge Graph)を使った多様なカードが表示される。ソチ冬季五輪の現在、「オリンピック」を検索するとソチ冬季五輪の競技スケジュールのカードが表示される。
曲名検索では必ずしもYouTubeのカードが表示されるわけではないが、YouTube以外の動画サービスのカードの場合は、添付される画像が小さいものになる。Googleが検索結果を自社サービスに有利になるよう操作している疑いがあるとして欧州委員会が実施してきた調査がようやく終結しそうだが、このカードは競合動画サービスに波紋を広げそうだ。
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