スルガ銀行は、顧客の志向や属性情報を迅速にキャッチするための次世代戦略情報基盤を構築した。
スルガ銀行は、顧客の志向や属性情報をキャッチするための次世代戦略情報基盤を構築し、このほど稼働を始めた。システム構築を支援したアクセンチュアが3月6日に発表した。
新システムは、同行のネットバンキングサイトなどさまざまなチャネルから、日々変動する顧客の志向や属性情報を迅速にとらえるというもの。同行は新システムの活用で、顧客ニーズに合致したきめ細やかな商品やサービスを提案/提供するという。
新システムは、同行のCRMアプリケーションと日本テラデータのデータウェアハウスを連携させ、SAS Institute Japanのアナリティクス製品と、MicroStrategyのダッシュボードを組み合わせて構築。高い情報検索性能を実現するとしている。
スルガ銀行はこのほか、新システムにアクセンチュアの開発・実行アーキテクチャを採用。モバイルバンキングによるトラフィック増加や連携システムの追加に即時に対応できる拡張性や、メンテナンスコストの削減も実現するという。
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