ビル・ゲイツ氏、「MicrosoftもWhatsAppを買おうとしていた」

2月にサティア・ナデラCEOのテクノロジーアドバイザーに就任したビル・ゲイツ氏がRolling Stonesのインタビューで、Facebookのマーク・ザッカーバーグCEOのプロダクトマネジメント能力を高く評価した。

» 2014年03月14日 17時26分 公開
[ITmedia]

 「MicrosoftもWhatsAppを買収したいと思っていた。190億ドルかどうかは分からないが、高い価値のある企業だ」──。米Microsoftの共同創業者、ビル・ゲイツ氏が米Rolling Stones誌のインタビューでこう語った。

 Rolling Stonesは3月13日(現地時間)、ゲイツ氏との5ページにわたるインタビュー記事を掲載した。

 gates ビル・ゲイツ氏

 同氏は2月のサティア・ナデラCEO就任にともなってMicrosoftの会長を退き、ナデラ氏の「テクノロジーアドバイザー」に就任した。

 インタビューのほとんどは、同氏が妻とともに創設したビル&メリンダ・ゲイツ財団の活動に関連するものだが、インタビュアーのジェフ・グッデル氏が米FacebookのWhatsApp買収について言及したところ、冒頭のように語った。

 「ザッカーバーグ氏のやり方を見て、自分に似たところがあると思うか?」という質問には「もちろん。2人ともハーバード中退だし、ソフトウェアの可能性についての強固な視点を持っている。彼の方がユーザーインタフェースの形成がうまいし、私よりプロダクトマネージャー向きだ。でも、それは大きな違いじゃない。私はアーキテクチャから入り、マーク(ザッカーバーグ)は製品から入り、スティーブ・ジョブズは美学から入るんだ」と答えた。

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