セキュリティ担当者の人材不足などによる情報リスク対応の課題解決の支援に向け、「セキュリティコンサルティング」サービスを拡充する。
日本ヒューレット・パッカードは4月15日、企業向けにリスクとコンプライアンス管理を支援する「セキュリティコンサルティング」サービスを拡充すると発表した。体系化された7つのメニューを提供する。
新たなセキュリティコンサルティングサービスは、これまで企業ごとに提案していた内容を強化・拡充し、7つのメニューに体系化した。新設した「エンタープライズセキュリティサービス本部」がサービスを提供する。
同社では企業のITシステムが様々な情報リスクを抱える一方、多くの企業では従来型技術の継続利用やシステムの複雑化、セキュリティ担当者の人材不足などにより、十分に対応できていないと解説。こうした背景を踏まえて、情報セキュリティを支援するとしている。
7つのメニューの概要は以下の通り。
メニュー | 内容 |
---|---|
セキュリティリスク管理 | リスクアドバイザリー、クライアントセキュリティオフィサー、GRC(ガバナンス・リスク・コンプライアンス)サービス、サプライヤー、コンプライアンス管理 |
セキュリティインテリジェンスによるインシデント対応・違反管理 | デジタル調査サービス・フォレンジックス、違反・インシデント対応、HPセキュリティリサーチ、脅威情報(インテリジェンス)サービス |
脅威・脆弱性管理(新規) | プライベートSOCコンサルティング、SIEM(Security Information and Event Management:セキュリティ情報とイベント管理)コンサルティング、脆弱性スキャンと脆弱性情報(インテリジェンス)サービス、SIEM管理サービス、DDoSサービス |
データ保護・プライバシー | データ漏えい保護(DLP)、Web・メール管理、エンドポイントセキュリティ管理(暗号化、アンチウイルス) |
IDとアクセス管理 | ID・アクセス管理、2要素認証ソリューション、ID・アクセスガバナンスサービス、シングルサインオンソリューション |
アプリケーションセキュリティ(新規) | セキュアアプリケーション開発、FOD(Fortify on Demand)アタッチサービス、アプリケーションスキャニング、アプリケーションテスティング |
インフラ・ネットワークセキュリティ | インフラセキュリティサービス、境界線防御、リモートアクセス管理、クラウドセキュリティアセスメント、モビリティセキュリティコンサルティング |
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