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» 2014年05月12日 10時00分 UPDATE

BS500×Brocade VDX スイッチ 導入事例:「BladeSymphony」と「Brocade VCS ファブリック」でサーバ仮想化の効果を最大限に引き出すネットワークを構築

三協立山株式会社はシステム基盤強化のため、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony BS500」と10Gbps DCBスイッチモジュールを採用。さらに、革新的な「Brocade VCSファブリック」を利用することで、従来の2倍以上の帯域を実現。運用性とコスト低減を両立させた。

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 総合建材メーカーとして、ビル、住宅、エクステリアといった建材から、マテリアルや商業施設まで幅広い事業を展開する三協立山株式会社(以下、三協立山)。

 同社は、システム基盤を強化するため、日立の統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony BS500」と内蔵型の10Gbps DCB*1スイッチモジュールを採用。革新的なイーサネット・ファブリック技術である「Brocade VCS*2 ファブリック」により、複雑なネットワーク設計/管理を不要とするシンプルなネットワーク環境と、従来型ネットワークの2倍以上の帯域を実現できる高い効率性を獲得し、運用性とコスト低減を両立させることに成功しました。

※1 Data Center Bridging ※2 Virtual Cluster Switching

導入前の課題:ネットワークが仮想化のボトルネックに

 2012年6月、三協立山アルミ、三協マテリアル、タテヤマアドバンスの3事業会社が統合して誕生した三協立山は、経営スピードの加速とTCO削減を目的とした大規模なシステム統合プロジェクトを推進しています。

松本氏 情報システム統括室 システム企画部 運用課 主事 松本行央氏

 「ここ何年かで、まずは数百台あった物理サーバをVMware vSphereによる仮想化によって、大幅に集約しました。現在はVMware vSphereを数十台以上運用していますが、どうしてもボトルネックになりやすいのがストレージI/Oです。そこで日立さんの『Hitachi Virtual Storage Platform』(以下、VSP)と『Hitachi Unified Storage VM』(以下、HUS VM)を導入し、それぞれでSSD、『Hitachi Accelerated Flash』(以下、HAF)を利用したティアード(階層型)ストレージ構成を採用し、システム環境の高速化とストレージTCOの最適化を図ってきました」と語るのは、情報システム統括室 システム企画部 運用課 主事の松本行央氏。ところが従来から対策してきたストレージI/Oの最適化とは別に、VM数の増加によってサーバ間トラフィックが増加し、ネットワーク帯域についても満足できない状況が顕在化。「バックアップやVMware vMotion が遅くなってきたこと、またシステムを増やすたびにネットワーク設計が複雑化していたのも大きな悩みでした」と情報システム統括室 システム企画部 運用課 主任の杉山裕也氏は振り返ります。

選定した理由:Brocade VCS ファブリックで環境を最適化

 そこで日立グループが提案したのが、統合サービスプラットフォーム「BladeSymphony BS500」に内蔵できる10Gbps DCBスイッチモジュールと、ブロケードのVDXスイッチでした。

工口氏 情報システム統括室 システム企画部
部長 工口祥実氏

 どちらも、いま大きな注目を集めている次世代データセンター・ネットワーク基盤を支えるイーサネット・ファブリック技術である「Brocade VCS ファブリック」に対応した製品です。同技術は、ネットワーク・ループを回避するために通信の一部を遮断していたシングルパスの課題(スパニングツリー構成)を解決し、すべての物理パスをアクティブ化するマルチパス構成により、ネットワーク設計や拡張作業を簡素化します。VDXスイッチはBS500のブレードサーバに実装されるコンバージド・ネットワーク・アダプタ(CNA)と連携し、システム全体をクラウド/仮想化に最適化できるほか、ストレージ・トラフィックの統合も可能となり、柔軟かつスケーラブルなシステム環境を実現します。

 「将来的なシステム基盤の成長を考えた場合に、このまま仮想化を進めていくと、既存のネットワークがボトルネックになることがわかってきました。それならば早期にVCSファブリックを導入し、ネットワーク設計/管理の容易化と高速性を両立させた積極的な対策を実施しようと考えたのです」と情報システム統括室システム企画部 部長の工口 祥実氏は語ります。

導入後の効果:ネットワーク管理の容易化と高速化を実現

 三協立山は、サーバ運用拠点のそれぞれに10Gbps DCBスイッチモジュールを搭載したBS500と日立のストレージ(拠点1:HUS VM+HAF構成、拠点2:VSP+SSD構成)を配備し、VDXスイッチをコアとしたVCSファブリック環境を構築。アクティブ/アクティブ構成によるサーバ間トラフィックの高速化に加え、それぞれの拠点で10Gbps帯域を活かした高速バックアップと、重複ブロック排除後のバックアップ・データを相互レプリケーションすることで、ディザスタリカバリを実現しています。

 「広帯域をフルに使えるVCSファブリックがなければ、効率的な仮想化基盤の運用は成立しません。VMware vMotionも格段に速くなり、サーバ/ストレージの性能を最大限引き出せる環境ができたことを実感しています。またVDXスイッチは、設定パラメータをあまり意識せずとも簡単にネットワークの冗長化が実現できた点も大きなメリットです」(松本氏)

杉山氏 情報システム統括室 システム企画部 運用課 主任 杉山裕也氏

 「システムの拡張/変更にともなう設計/設定も容易になりました。これまではシステムを立ち上げるたび、サーバ管理者とネットワーク管理者が各種スイッチの設定や接続作業などで大変な苦労をしていましたが、スイッチ間設定が自動化されるVCSファブリックで、その苦労がなくなりました。日立グループさんとブロケードさんの連携で、サーバからネットワークまで含めた窓口が一本化されたのも助かります」と杉山氏は評価します。

 VCSファブリックで構成されたシステム基盤は現在、グループウェアなどのシステムで利用されていますが、今後は生産管理系、全社データベースなどの基幹系業務全般に拡大されていく予定です。「その先には、パブリック・クラウドも適材適所で活用する環境構築やSDN*2への対応も視野に入ってきます。VCSファブリックはそのためのネットワーク基盤強化に欠かせない存在になるでしょう」と工口氏は期待を寄せます。積極的な仮想化と先端技術の活用で、戦略的なIT活用による競争力向上をめざす三協立山。その成長戦略を、これからも日立グループとブロケードは先進的なソリューションによってサポートしていきます。

※3 Software Defined Networking

システム構成:

システム構成

User Profile

三協立山株式会社

三協立山株式会社

創業の原点である「お得意先」「地域社会」「社員」の三者が協力し共栄するという協業の精神に基づいた経営理念のもと、ビル・住宅・エクステリア建材の開発・生産・販売、合金鋳造から押出・加工、商業施設の設計からメンテナンスまでを手がけている。また、復原工事を終えた東京駅丸の内駅舎のアルミ製の窓すべてに「東京駅専用ビル用サッシ」が採用されている。

  • 本社:富山県高岡市早川70番地
  • 設立:1960年6月20日
  • 従業員数:5,774名(2013年11月30日現在)
  • ホームページ:http://www.st-grp.co.jp/

Partner Profile

ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社

ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社

  • 本社:東京都千代田区霞が関1-4-2 大同生命霞が関ビル11階
  • 設立:2001年4月16日
  • ホームページ:http://www.brocadejapan.com/

株式会社日立ソリューションズ

  • 本社:東京都品川区東品川4-12-7
  • 設立:1970年9月21日
  • 従業員数:9,898名(単独/2013年9月30日現在)
  • ホームページ:http://www.hitachi-solutions.co.jp/

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提供:株式会社日立製作所/ブロケード コミュニケーションズ システムズ株式会社
アイティメディア営業企画/制作:ITmedia エンタープライズ編集部/掲載内容有効期限:2014年6月11日