Xbox One、6月のアップデートで外部ストレージと実名表示に対応

9月に日本でも発売される予定のXbox Oneの6月のアップデートで、2台までの外部ストレージを接続できるようになり、PS4と似た実名表示機能も追加される。

» 2014年05月22日 15時28分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Microsoftは5月21日(現地時間)、6月に予定している「Xbox One」のアップデートの内容を説明した。このアップデートで、外部ストレージの接続と実名表示が可能になる。

外部ストレージ対応

 Xbox One本体の内部ストレージは500Gバイトで換装できず、これまでは外部ストレージも接続できなかった。

 アップデートにより、USB 3.0以降対応の256Gバイト以上のHDDを2台まで接続できるようになる。HDDには内部ストレージと同様にゲームやコンテンツを保存したり、起動ディスクとして使うことも可能だ。

 xbox 1 3.6Tバイト、1.8Tバイトの2台のHDDを接続した例

 外部ストレージからの起動が可能なので、友人の家にHDDを持って行き、別のXbox Oneに接続すれば、自分のゲーマータグでログイン・プレイできる。

実名表示

 実名表示は、ゲーマータグとは別に任意で実名をプロフィールとして表示する機能。ソニーの「プレイステーション 4(PS4)」には既に備わっている機能だ。フレンドリクエストの際に承認してもらいやすくなったり、リアルでの友人かどうか確認できるというメリットがある。

 初期設定では実名は非表示で、公開する場合でも範囲を細かく設定できる。

 xbox 2

その他

 Xboxとモバイル端末を無線で連係させる「SmartGlass」に番組表「OneGuide」の表示やリモコン機能の強化などが追加され、有料メンバーシップ「Xbox Liveゴールド」会員向け割引「Deals with Gold」が提供開始になる。先日発表されたKinect無し版Xbox Oneの販売と、Xbox Liveゴールド向けの一部のサービスの一般ユーザーへの解放も6月のアップデートのタイミングで行われる見込みだ。

 Xbox Oneは、日本では9月4日に発売される予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

注目のテーマ