KVH、アジア100カ所のデータセンターをつなぐ新サービス

複数のデータセンターを利用する企業向けに、バースト機能に対応したイーサネット接続サービスを提供する。

» 2014年06月17日 15時46分 公開
[ITmedia]

 KVHは6月17日、アジアの主要100カ所のデータセンター間をキャリアクラスのイーサネットで接続する「DCNet」サービスを8月から提供すると発表した。トラフィックニーズに応じて帯域を調整できるバースト機能を備える。

 新サービスは、事業継続計画やデータセンターの地理的な分散、事業拡大に伴うデータセンターの利用拡充を検討する企業などを対象にする。東京や大阪近郊、シンガポール、香港のエリアの100カ所のデータセンターを接続するほか、米Coresiteを通じて米国のデータセンターとも接続される予定。

 サービス開始当初は100Mbps〜10Gbpsの帯域を提供し、2015年第1四半期に100Gbpsまで拡張する。また、ポイント・ツー・ポイント/ポイント・ツー・マルチポイント/マルチポイント・ツー・マルチポイントの3種類のサービス形態を用意する。

 課金体系は、月間利用量に応じた「Pay-As-You-grow」と拠点間の帯域保証型の2種類。トラフィックニーズに応じて柔軟に利用できるとしている。

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