BIGLOBEクラウドホスティングに西日本リージョンが開設容易なBCP対策が可能に

BIGLOBEが従来より要望の多かった「西日本リージョン」を開設した

» 2014年07月08日 12時56分 公開
[ITmedia]

 BIGLOBEは7月8日、IaaS型パブリッククラウドサービス「BIGLOBEクラウドホスティング」において、新たに「西日本リージョン」を開設したと発表した。これにより、従来の東日本リージョンで開設していたサーバーを簡単に西日本リージョンにリモートバックアップが可能になる。

コントロールパネルから簡単にBCP対策が可能に

 従来より、BIGLOBEには「遠隔地にバックアップサイトを容易に構築したい」という要望が多く寄せられていたという。今回は、その要望に応える形で西日本リージョンを開設。ユーザーはサーバーを作成する際に、簡単に東日本か西日本を選べるようになる。

 西日本リージョンは、TOKAIコミュニケーションズの「BroadCenterクラウドプラットフォームVCシリーズ」を活用。岡山データセンターを利用する。

 サーバースペックは、ベースモデルが2GHz相当の1vCPU、メモリ1GB、ディスク40GB。OSは、「CentOS 6」「Windows Server 2008 R2 Standard Edition 」「Windows Server 2012 R2 Standard Edition 」(すべて64bit)の3種類から選択可能。価格は初期費用0円、月額8000円から。

イメージ写真 バックアップのイメージ図

 西日本リージョンが開設されたことによって、オンプレミスサーバーを利用しているユーザーや既存のBIGLOBEクラウドホスティングユーザーがBCP対策を考える際に新たに選択肢ができることになる。例えば、すでに東日本リージョンのBIGLOBEクラウドホスティングに保存しているデータを西日本リージョンにバックアップしたり、双方向のデータ同期も実現可能だ。これらはコントロールパネルから用意に管理できるという。

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