スミダコーポレーション、グローバル連結会計システムを半年で構築

「Oracle Hyperion Financial Management」の短期導入ソリューションを利用して6カ月での短期導入を実現した。

» 2014年08月26日 15時10分 公開
[ITmedia]

 電子部品メーカーのスミダコーポレーションが「Oracle Hyperion Financial Management」を利用してグローバル連結会計システムを6カ月で構築した。システム構築を支援した日本オラクルとクニエが8月26日に発表した。

 スミダコーポレーションは世界14カ国37拠点で事業展開しており、海外売上が約85%を占める。今回のシステムはさらなる成長に向けた海外拠点の可視化を含むグローバル全体のガバナンス強化を目的にしたもの。日本とドイツの統括会社での同時導入となり、「グローバルで通用する製品以外の選択はあり得なかった」(代表執行役CFOの本多慶行氏)という。

 導入にあたってはOracle Hyperion Financial Managementの短期導入ソリューションとなる制度連結テンプレートを採用した。これにより、子会社の基幹システムから自動的な情報の収集もしくは経理担当者が統一の仕組みを利用した情報の入力で、連結財務諸表の作成や注記情報、監査証跡などを統合管理できるようになった。親会社から適時に各子会社の財務情報を把握し、情報収集など連結業務のプロセスが短縮され、決算早期化にも貢献するとしている。

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