YouTubeの「視聴者ファンディング」、日本でスタート

YouTubeのクリエイターは「視聴者ファンディング」機能を有効にすることで、Googleウォレットでの“投げ銭”を受けとれるようになった。日本ではYouTubeが手数料として寄付1回当たり22円+5%を徴収する。

» 2014年09月02日 14時31分 公開
[佐藤由紀子,ITmedia]

 米Google傘下のYouTubeが、6月に予告していたクリエイターへの“投げ銭”機能「視聴者ファンディング」を日本を含む4カ国でスタートした。米Android Policeが9月1日(現地時間)に報じた。

 GoogleのYouTubeのヘルプセンターによると、現在は日本、米国、オーストラリア、メキシコで利用できる。

 fund 1 視聴者ファンディング受付アイコン

 クリエイターが視聴者ファンディングを有効にしている場合、動画の端にハートマーク付きコインを模したアイコンが表示される。これをクリックすると表示されるカードの指示に従って操作することで任意の金額を支払える。決済にはGoogleウォレットを使用する。

 fund 2 受付アイコンの付いた動画。メッセージも表示される

 視聴者ファンディングを受けるには、クリエイターは以下の条件を満たす必要がある。

  • アカウントが良好な状態である
  • YouTube パートナーシップの一般的な条件を満たしている
  • 電話でアカウントの確認が済んでいる
  • YouTube アカウントに承認済みのAdSenseアカウントが関連付けられている
  • 特定のネットワーク内で使っている場合は、その中で視聴者ファンディングが有効にされている

 視聴者ファンディングを有効にする方法はこちらを参照のこと。

 視聴者からの寄付の一部はYouTubeが手数料として徴収する。日本の場合は1回の寄付に当たり、22円+5%をYouTubeが徴収する。例えば100円寄付すると27円の手数料が掛かり、クリエイターが受け取るのは73円になる。

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