クラウドサービス向けサーバ市場の予測を発表――IDC

IDC Japanはパブリック、プライベートクラウド向けサーバの市場分析結果を明らかにした。

» 2014年09月08日 12時17分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは9月8日、クラウドサービス向けに出荷されるサーバの市場予測を発表した。2018年には出荷台数が9万9300台、出荷額が896億5100万円になると予測している。

 2013年は国内サーバ市場全体(57万800台)の11.4%にあたる6万5100台が出荷され、出荷金額(4607億8100万円)も11.1%にあたる513億4400万円と試算する。内訳(カッコ内は金額比率)はプライベートクラウド向けが27.1%(68.5%)、パブリッククラウド向けが72.9%(31.5%)だった。

 2013〜2018年の年間平均成長率は出荷台数で8.8%、出荷額で11.8%を見込む。2018年時点の出荷台数の内訳の予測(カッコ内は金額比率)は、プライベートクラウド向けが38.6%(76.2%)、パブリッククラウド向けが61.4%(23.8%)と、プライベートクラウド向けの比率が2013年よりも高まるとみている。

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