ソーシャルマーケティング関連のソフトウェア市場、2018年は588億円規模に

IDCが国内583社にアンケートしたところ、バックエンドシステムとの連携が取られている企業は少数だった。

» 2014年09月10日 15時22分 公開
[ITmedia]

 IDC Japanは9月10日、国内のソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場について調査した結果を発表した。2013年の推定市場規模は320億7800万円で、2018年まで年間12.9%で拡大し、同年に588億4500万円に拡大すると予想する。

 調査では国内583社のマーケティング関連業務従事者から有効回答を得た。この結果、企業のマーケティングIT予算額/予算支出元/要求機能などの主要なマーケティングIT市場要素は、ユーザー企業の従業員規模と強く相関していること、マーケティングITとERM(Enterprise Relationship Management)/SCM(Supply Chain

Management)/コンテンツアプリケーションなどの企業バックエンドシステムとの連携が取られている企業は少数であることが分かったとしている。

 2014年以降の同市場は、電子コマースの刷新、デジタルマーケティング需要の増加、企業のバックエンドシステムとの連携の増加などが見込まれるという。

国内ソーシャルマーケティング関連ソフトウェア市場セグメント別売上額予測・2013年〜2018年、出典:IDC Japan

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