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» 2014年09月10日 18時10分 公開

日本IBM、カード決済可能なクラウドマーケットをオープン

同社やパートナー企業が提供しているSaaS、PaaS、IaaSの各サービスの利用をWebから調達できる(一部除く)。

[國谷武史,ITmedia]

 日本IBMは9月10日、同社やパートナー企業が提供しているSaaS、PaaS、IaaSの各種サービスの多くをWebサイトから調達できる「IBM Cloud marketplace」の日本語版サイトをオープンした。円建てによるクレジットカード決済にも対応しており、同社ではクラウドサービスの利用促進を図りたいとしている。

IBM Cloud marketplaceのトップページ

 IBM Cloud marketplaceは、100種類以上のSaaSやパブリッククラウドサービスの「SoftLayer(IaaSサービス)」「Bluemix(PaaSサービス)」などの体験、利用の申し込み、管理などができるポータルサイト。米国時間で4月30日に英語版サイトがオープンし、英語以外の言語環境では日本語サービスが初めてとなる。同日現在、英語版サイトでは約290種類のメニューが提供されているが、日本語サイトで利用できるのは約130種類となる。

 執行役員 GTS事業本部クラウド事業統括の小池裕幸氏は、提供の狙いについて「新規ビジネスの展開にスピードが要求されるようになり、業務部門、開発者、システム担当者による協働作業が増えている。クラウドはこれを実現するための重要な手段であり、三者がビジネスを組み立てていける環境を提供していく」と説明した。

 クラウド事業統括クラウドマイスターの紫関昭光氏によれば、IBM Cloud marketplaceでは特集ソリューションや、「コンシェルジュ」サービスを活用したIBMのソリューションの容易な導入などが特徴だという。特集ソリューションでは例えば、オンラインゲーム業界向けに適したサービス紹介を日本IBMが独自に行っている。「コンシェルジュ」サービスでは、電話による問い合わせ対応や購入支援や購入後のサポートを提供。例えば「クラウドサービス上のシステムをオンプレミスのシステムと連携させたい」といった場合に、アドバイスや導入支援などの包括的なサービスを提供する。

ゲーム業界向けの特集ソリューション

 また同社は、業界/業種特化型の「クラウド・ビジネス・ソリューションズ」の提供も併せて開始した。同サービスは、IaaSのコンポーネントやソフトウェア製品、グローバルビジネスサービスなどを1回の契約だけで利用できるようにするもの。

 まず、設備保全など向けの予防保全サービス「Predictive Asset Optimization」、マーケティングなど向けの顧客分析サービス「next best action」、金融向けの不正対策サービス「Fraud and Abuse Management System」をラインアップし、順次メニューを拡充していく

クラウド・ビジネス・ソリューションズで見込む主要ユーザーは企業の業務部門

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