官公庁や重要インフラ企業でLANの防衛演習がスタート

総務省による官公庁や重要インフラ企業のLAN管理者を対象としたサイバー攻撃の防衛演習が始まった。

» 2014年10月21日 15時45分 公開
[ITmedia]

 総務省は10月21日、官公庁と金融や医療、運輸などの重要インフラ企業のLAN管理者を対象とするサイバー攻撃の防衛演習「実践的サイバー防御演習(CYDER)」をスタートさせた。12月までに計7回実施される。

 CYDERは2013年度に10回実施され、33組織292人が参加した。2014年度は約50組織200人ほどが参加する予定。官民参加型となり、民間企業からはNTTコミュニケーションズや日立製作所、NECなどが協力している。

 今年度の第1回目は2日間の日程で実施され、初日は最近の標的型攻撃事例や対策、インシデントハンドリングなどに関する講義と、監視や分析業務、報告書作成などの実習、2日目はグループワークやスキルチェックテストなどが行われる。

演習イメージ

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