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» 2014年10月27日 19時59分 UPDATE

クラウド基盤サービス:NEC、「NEC Cloud IaaS」強化 物理サーバを貸し出すプランを用意

NECがクラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」を強化。顧客が物理的に専有できるXeon/Atom搭載の物理サーバを貸し出すサービスをはじめる。

[ITmedia]

 NECは10月27日、クラウド基盤サービス「NEC Cloud IaaS」を強化すると発表。新たに顧客が物理的に専有可能な物理サーバを貸し出すサービスの提供をはじめる。

 性能確保や、物理的に隔離したクラウド環境での機密データの処理をといった顧客のニーズに応えるのが狙い。高負荷処理に適したサーバと、低負荷処理・並列分散処理に適したサーバの2種を提供することで、オンプレミス(自社構築システム)のプライベートクラウドと同等の環境をデータセンター上で実現できる。

 データの特性や処理形態に応じて、高負荷処理または並列分散処理に適したシステムの構築を可能とし、ビッグデータ活用のためのシステム構築にもコストの最適化が図れる。CPU性能、OS、ミドルウェアなど多様なシステム要件に対応できるため、基幹システムを構築する上での柔軟な対応も可能となる。

photo 「NEC Cloud IaaS」のサービス全体像

 サービスでは、XeonプロセッサないしAtomプロセッサを搭載したサーバを用意する。画像・動画ファイルやバックアップファイル、ログファイルのアーカイブなど大容量データを容量の制限なく保存できるオブジェクトストレージサービスも用意し、NEC Cloud IaaSのデータディスクサービスやファイルストレージサービスと組み合わせて利用できる。

 また、NEC Cloud IaaSへの移行を支援するサービスも強化する。オンプレミスで構築した仮想サーバ内のVMイメージを用い、NEC Cloud IaaS上に新たな仮想サーバを構築するための作業環境を用意した。また、作業環境はNEC Cloud IaaSと同じ「NEC神奈川データセンター」に用意することで、既存システムからクラウド環境への確実かつスムーズな移行を支援する。

 最小構成での価格は、Xeon搭載マシンでの物理サーバサービスが月額9万2300円から(1台構成時 税別、以下同)、Atom搭載マシンでの物理サーバサービスが最小10台構成で月額55万5100円(10台構成時)から。各種データやバックアップ、ログアーカイブなどを保存するオブジェクトストレージサービスは1Gバイトあたり月額8.6円から。

photo NEC Cloud IaaSのラインアップ

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