日本HPは、企業内のビッグデータを把握、管理し、その活用を支援する「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」を発表した。
日本ヒューレット・パッカード(以下、日本HP)は10月30日、企業のビッグデータ活用と分析を推進する新サービス「HPビジネスインテリジェンス・モダナイゼーションサービス」を発表した。
企業がビッグデータの分析を、既存の環境へ統合しながら新たな分析要求に対応できるよう設計した、包括的サービス、アーキテクチャ、テクノロジスイートをまとめたもの。スイートサービスに「ディスカバリー」「アセスメント」「モダナイゼーション」「トランスフォーメーション」の各ツールを含み、多様な展開、加工、分析オプションを通じて新たな分析戦略や継続管理を実現する。
開発背景に、既存のビジネスインテリジェンス(BI)環境の多くが、従来と異なるフォーマットや、大量のデータからより深い洞察を得られるよう設計されていない事情があった。対して、非構造化データや膨大なセンサーデータを、リアルタイムに幅広いスケールで処理するニーズに応えられる点を強みとする。さらに、データを活用するためにビジネスプロセスとシステムを統合し、業務レベルの分析を実現可能にする。
同サービスは、Hadoop、HP Autonomy、Verticaおよび、HAVEnビッグデータプラットフォームなど、HPおよびHPの技術パートナーによる主要なソフトウェアを活用する。また、サービス型、プライベートクラウド、ホスト型およびオンプレミス型の各種ソリューションが含まれ、HPパートナーエコシステムによる各種拡張機能製品も利用できる。
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