アプリケーションのワークロードの必要性に応じて定期スキャンや監視などの機能を提供し、マルウェアの検出、ブロック、削除などの対策を支援する。
米Microsoftは、Azure向けの無料マルウェア対策サービス「Microsoft Antimalware for Azure Cloud Services and Virtual Machines」の正式提供を開始すると発表した。Azureで管理されている仮想マシン(VM)上でマルウェアの検出、ブロック、削除などの対策を支援する。
Azure向けのMicrosoft Antimalwareは、PC向けの「Security Essentials」(MSE)や「Forefront Endpoint Protection」などと同じプラットフォーム上に構築され、人間が介入しなくてもバックグラウンドで動作する設計になっている。
アプリケーションのワークロードの必要性に応じて定期スキャンや監視などの機能を提供。マルウェア対策イベントに関するログはAzure Diagnostics経由でユーザーのAzureストレージアカウントに記録して、HDInsightなどのサービスを使って分析できる。追加料金は発生しない。
同サービスはデフォルトでは無効になった状態で全Cloud Servicesにインストールされている。Virtual Machinesプラットフォームにおいてはセキュリティ拡張のオプションとして提供される。
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